◆三宅さん :
えーと、いつだっけ?・・・3年ほど前の春かな?
CMでご一緒することの多い村本天志監督から、「映画を撮りたいと思っている、もし決まったら是非音楽を」→「脚本が固まってきた、読んで欲しい」→「プロレス興業と並行してテント上演、ライブ演奏なんて企画もある」→「それで音楽はとにかくラテンが良いんだ!」
という流れでお話がありました。 |
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今回村本さんにとっての「ラテン」とは果たしてどの領域なのか、というお話を伺う中で、アサド兄弟やブエナ・ビスタといった南米の音楽は大好きなんだけど、もっと大元のラテン民族の音、それもフラメンコのニュアンスが強いことがだんだん見えてきた。ちょうどその頃ご一緒したいくつかのCMもその傾向にあったので、ハイパーなフラメンコで行こうということで走り始めました。プロレス=メキシコではなくて、何故かフラメンコな所も気に入りました。
またしても「常習性が無かった音楽」をやることになったわけですが、とても勉強になったなぁ。
フラメンコはジプシー=ロマ民族の影響を強く受けた音楽ですが、ロマ民族のルーツはパキスタン、トルコ周辺=音楽的にはスーフィーにあって、スペインに至るまでの道を辿っていくと異種交配していく音楽史が見えてくる、面白いです。
僕の中でロマの音楽とクレズマーなどジューイッシュの音楽は至近距離にあり、そこから派生、発展したもの全てが持つ傾斜した旋律と、抑圧された情熱が僕は好きです。 |
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