Update:02/02/14
▼ Report #8
「エロチカ 録音日記 その1)」
(1/3P)
Text&Illustration : CoCa
(構成:Kiev)
『
Glam Exotica!
』を創り終えて、一息つく暇もなく次の企画会議が行われました。
「“エキゾチック”と来たら、次はやっぱり“エロティック”じゃないですか?」
とJM氏。
「うん! いいですねえ〜」
と設楽社長。むふふふふ・・・。
ということで、次のお題は“エロティック”に決定!
まず、9/24に代々木ワンダーステーションでシンセを入れ込んだ後、レコーディングに入ります。
●
1999年9月30日
『
Erotica
』の録音初日。スタジオはOnkio Haus 1st。今日は主にリズム隊を録音します。やっほ!
★
10:00
スタジオに着いてみると、本日のトップバッター、
またろうさん
はもうセッティング済みだったのですが、
エンジニアの鎌田さんはまだ来ない。ウロウロ落ち着かないJM氏。
「遅いな〜。バランス取っちゃうぞ」
などと、他のスタッフを何気に脅している。
来た来た来た来た来たー!!
今、鎌田さん到着しました!良かった〜。
それでは、
またろうさん
録り始めます。
でも・・・ハテ?これはどの曲を録音してるのかしら?困ったわね・・・しかし、ここで怯んでいてはダメよ!気を取り直して分かるところから書きます!
今、
またろうさん
が演奏している楽器はタブラ(tabla)。2つで1組の北インド産の打楽器で、
「ティキドゥン、ティキドゥン」という音がします。ちなみに、左手側の小さい方はバヤ(bahya)と
いいます。タブラ奏者としては、最近ではタルヴィン・シンさんなんかが有名ですね。
あと余談ですが、さっき聞いた話によると、
またろうさん
のアシスタントの方は絶対音感を
お持ちなのですって。すごいですぅ〜。
一息ついた所で、気合い入りまくりのJM氏に勇気を出して訊いてみます。
「あのぉ・・・これはどの曲なんでしょうか?」
「・・・(無言+睨み)」
ぐぐぐ・・・頑張れ私! 2歩ほどそーっと近づいて、盗み見る。フンフン、どうやら「Endure」みたいです。
次はウドゥ(udu)と言う楽器。土の壺(?)に穴が空いていて、そこを手で押さえたり離したりしながら、周りを
指で叩いて“ティンティキティンティーン、ボボンボワーン”と音を出すのです。タブラとは見た目は違うけど、音が似てる?
ハーイOK! 時間より早く終わっちゃったので、「Cream」にもタブラとウドゥを入れちゃいます!
★
12:00
続々と人が集まってきました。
BEAMS RECORDS
の古賀さん登場! いつ見てもカワユイ! スタジオ中に
爽やかな空気が流れたのだが・・・。
日本音楽界、東の大横綱
ポンタさん
がいらっしゃって、雰囲気は一気に大人の世界へ、ドッブ〜ン!
おー!
等さん
も、
伊丹さん
も、
大路さん
も来た!いつものメンバーが揃ってきたぞー!!
→
「Cream」を聴いた
ポンタさん
は、急激に突っ込んできます!
「純、このドラム、
山木
?」
と、いきなり西の
大横綱を牽制!
「あ、打ち込みなんですよ
(ニヤニヤ)」
「ヘ?そうなんだ・・・。このドラムいいから
残してさ、トリプルドラムってのもいいよね〜」
などとおっしゃる辺り、やはりただの酔っぱらいではありません!
しかも、エレベーターホールから携帯で誰かに電話。
「JMのさー録音、たぶん夜までやってると思うんだけど、すごくカッコイイから来なよ。70年代マイルスみたい
だぜ! 来れば〜?」
だって!くううううううう・・・嬉しい〜じゃ〜ないですか!(私、しっかり聞いてしまいました!)
★
さて、皆さんお集まりのところで
まずは「La Cle」から録り始めます。
ポンタさん
は、キックとスネア2つにシンバルのみのセッティング。
伊丹さん
(ギター)、
等さん
(エレキベース)、
大路さん
(バスクラ)、
またろうさん
(ウドゥ)で参加しまーす。
大路さん
「今回はどんなバスクラを?」
JM氏
「今回は、テーマが“エロ”なんですよ。しかも我慢強い
エロ・・・」
「フフ〜ン」
「監禁されてて、鍵閉まってる感じですね」
エンジニア鎌田さんは、
ポンタさん
の音をどうするか悩んでおります。
鎌田さん
「
ポンタさん
、スネア2本使うの?」
ポンタさん
「うん使う! まあ、意味無く使うって〜感じかな?」
「ふ〜ん・・・そうなんだ・・・(汗)」
皆さんやりたい放題なので、エンジニアさんは大変です!
JM氏
「それでは皆さん、そろそろ行きますけれども・・・この曲はですね、監禁好きの女性が、廊下の奥の部屋に閉じこめられていまして、
そこへ***の男が鍵束を持ってやってくるというイメージなんです。
皆さんはもちろん***で我慢強い感じでお願いします」
(***って何?でもヤバそうな言葉・・・)
一同
「フフ〜ン」
とブース内、馬小屋と化す。
ヒヒ〜ン。
ポンタさん
のドラムは、打ち込みとの
ツインになりました。
★
「La Cle」 TAKE 1
「
大路君
、いいとこいっぱいあったね。
気配みたいのも良かったし」
喜ぶ
大路さん
焼きもち
ポンタさん
「とっても素敵だったんですけど、もっと行っちゃえそうなので、TAKE 2です」
ポンタさん
「もう・・・我慢できなくなってきちゃう〜」
JM氏
「
大路君
、あらゆる手を使って、最初から飛ばしてるね」
何だか男同士でいろいろ分かり合っちゃっている様子であります。ケ・ダ・モ・ノォ〜!
この間に、
ともさん
、バカボンさんがいらっしゃいました。あらあら・・・
ともさん
の洋服は今日も超プリティー!
バカボンさんには私、初めてお目にかかりました。コンニチハ〜。
★
「La Cle」 TAKE 2
JM氏
「迷っちゃうな〜。
ポンタさん
の間奏まではTAKE 2の方が好きなんだよな〜」
との発言に焦る鎌田さん。
「え?録ってなかったの?」
鎌田さん
「録ってあります・・・よ」
「ちょっと間奏から切り換えて聴いてみません?」
ポンタさん
「いいよ!」
一同試聴。
JM氏
「こっちの方がドキドキしませんか?」
ポンタさん
「するね!」
ということで、皆さん大OKでーす!
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