CoCa's Wide Shut Update:03/03/12

▼ Report #13


CoCa's Wide Shut in Beijing その3)(1/2P)
Text/Photo : CoCa
(構成:Kiev)

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=11/30(土) ライヴ当日=

 ライヴの朝、身繕いをしJM氏の部屋に遊びに行くと、偶然付いていたTVで面白いことが起こった。
 北京ってNHKは普通に放映されてるの。で、その朝は日本のBS-1「エンジョイ・ライフ」という番組を付けていたんだけど、そこで偶然流れたのはなんと「Postcard!」(『Glam Exotica!』収録曲)。
 「これどっかで・・・あっ!俺の曲だ!」
 「いやん!わたし唄ってるうう」
 
「ホントだ!すっごい偶然!」
と3人で盛り上がってしまった・・・。
 その後JM氏は足取りも軽くプールヘ。

 今日はメンバー全員でお昼御飯を食べた後、そのまま公演場所の“東苑戯楼”に入るというので、楽器やら、衣装やらを持ってロビーに集合! そしてバスに乗って向かったのは飲茶のお店。
 全員で一つの円卓に着くと、そこにはいきなり「ニワトリの手の水煮」が!(魔女の手みたい・・・) コラーゲン補給のためと話題作りのために頂いてみると、水炊きの鳥肉にスパイスが効いたようなお味!(面白がって、それを加え写真も撮ってみましたが、現像に出すのも憚られる程の恐ろしい代物になってしまった。クワバラ〜)


 昨夜あれから馴染みのお店に顔を出して来たと言うおおたかさん/窪田さんの話や、等さんが今朝1人町に出て来た話や、サンザシ飴というのがあってそれは絶対に食べた方がいいとか、ともさんはマーボードーフとチャーハンが好物らしいという噂話とか、お料理に手を伸ばしながら世間話に花が咲く。JM氏の録音はいつもきちんとスケジューリングされているのと、メンバーの皆さんが超多忙なので、今までゆっくりお話したことがなかったから、私にとっては夢のような時間だった。円卓万歳!

飲茶
↑美味しそうでしょ!

マンゴープリン
←これ、マンゴープリンなんだけど、なんで錦鯉にするわけ?大の男、伊丹さんも食べるのに二の足を踏んだ。でも中には潰したマンゴーが入っていて、意外にもお味は今まで食べたマンゴープリンの中でナンバー1だった。

=“東苑戯楼”=

 皆様、『ラスト・エンペラー』は、ご覧になりましたでしょうか? ラスト・エンペラーこと溥儀が、乳母と別れるシーンで、両脇に中国特有の赤茶色の高い壁が続く道幅2m程の細い道を追いかけて行く所があるんですけどご存じ? “東苑戯楼”は、正にそういう道を入っていった所にあります。2008年のオリンピックに向けて、古い建物がどんどん壊され、巨大なビルばかりになりつつある北京だけれど、ここは古き良き中国をそのまま新しく作り直した地域らしいの。入口は日本にある中国庭園に建っている休憩所な感じ。そして中に入ると、まず鎌倉彫が張り付けてあるっぽい天井から黄色い房がたくさん下がっているのが目に入る。舞台は能舞台のように正方形にせり出ていて、前と両脇の三方から観劇できるようになっている。

 客席はショーを見ながら食事をする高級レストランのようで、机とイスが舞台に向かって並んでいる。一階の奥のVIP席と一階両脇の席は少し高さがあって個室にもなるの。お茶のセットもしてあってゴージャス!ちなみに両脇には二階席もあります。
 音響さん、照明さん、美術さんは忙しく働いているが、まだまだ当分メンバーの出番は当分なさそうなので、みんなでお散歩に出ることにしました。
東苑戯楼

 何を隠そうこの“東苑戯楼”は、“紫禁城”の近く。観光は嫌いだけど横目に見るくらいはいいわよね。紫禁城の中は広くて中に入ったら2時間近くは戻って来られないらしい。私達は地下道を抜けて反対側にある天安門広場に行ってみる。あの天安門事件の現場です!何でもここは世界一広い広場の一つで、50万人も入れるんだって。ここでオリンピック出来ちゃうじゃん!人はものすごくいっぱい居るのに、場所が広いからちっとも混んでいる感じがしない。空気いいわ〜。
天安門 1 天安門 2
 あれれ?みんなで散歩に出たはずなのに、気が付くと等さんの姿も、伊丹さんの姿もない。おおたかさん大路さんと、窪田さんは畠山さんに案内して貰ってサンザシ飴を探しに出かけた。日々マイペースを貫いております。私達は体力温存の為、クルリと回れ右で“東苑戯楼”に戻ることに。
 しかし、戻ってみても楽器もまだ運ばれていなくて、暇だよ〜ん。しばらくすると、何処に行くにも広過ぎて、LIVE前なのに疲れ過ぎるのも・・・って感じでみんな戻ってきました。舞台裏の埃っぽい楽屋から、地下のちゃんとした楽屋に場所を移し、メンバーは楽器をいじくって遊び始める。これがまたカッコイイの。ヤクトク、ヤクトク・・・(時間は刻一刻と過ぎて行き・・・)。
 
 ともさん到着!「良かったね〜。」と一同安堵の表情。
 (お昼の飲茶があんまり美味しかったので、ちょこっとだけ点心を持ち帰りお裾分け!と考えた私、気が利く人を演じようと思ったらお箸が入ってなかったの。でもトモさんはハラペコだったらしく、強烈な吸引力で手を使わず試食。そして「おいひい〜!」と満面の笑み。持ってきた甲斐がありました)
 京劇の方達も楽屋入り。豪勢なお花が次から次へと届けられる。さすがは、お膝元って感じだわ。
   
 (待って待って待ち続けるメンバー・・・続々とお昼寝を始める)
 
 やっと楽器搬入でセッティング開始。みなさんに混じって私もエフェクターをセッティング(今日は完璧よん)。本番まであと1時間というところでやっと音出ました!
 JM氏は「リハーサルはしなくていいので、サウンドチェックだけさせて下さい!」と声を上げる。
 そこへ大路さん「あの、サックスにマイク下さい!」との声に、
 「すいません。マイクスタンド待ちなんで・・・」と音響さん。
 おおたかさん「私、モニターありませーん」
 「すいません、壊れてるんで別のを捜してます
 これぞ中国!・・・なんだって。

 一方、客席の準備も進められていた。各テーブルの上には3枚のお皿が・・・。何かと思ったら、京劇はお菓子を食べながら見るのが常識なんだそうで、並べられたお皿の上には、ひまわりの種、のし梅、チョコパイがセットアップされました。なかなかツボを心得たラインナップじゃありません? 歌舞伎とも相撲とも違う独特な文化が楽しい!

 舞台の方ではマイクスタンドがやっと到着。気の早いお客さんはロビーに集まり始めているというのに、サウンドチェックもまだ途中だし、京劇の人は全然練習出来なくてイライラしてるし、舞台上はコードがグチャグチャで、潭さんのご両親から「これでは踊れない」と叱られ、宮家氏がコード巻いちゃったりしてるし、とにかく大わらわ。
 ふと見ると、曲名を中国語に変換作業中のみどりさんのお隣に可愛らしい女性が・・・宮家氏のお嬢さん、かおりちゃんが大事なテスト中だというのにわざわざ挨拶に来てくれたんだって。それで、
 「中国語ではこれってあんまり綺麗な音にならないから、こっちの言い方の方がいいんじゃない?」
なんて楽しそうにおしゃべりしながら、“ぱぱっと”全ての曲に中国用の名前を付けてくれました。カッコいいね! 今日は勉強することが多いので帰っちゃうけど、明日のLIVEは聴きに来てくれるんだって!
 その後私とS嬢は、昨日のリハーサルから見に来て下さっていた、おおたかさんのお友達の服部さん(彼女は雑誌トコトコの編集者サン。こちらの方とご結婚なさって、北京に住んで居るんだって。可愛くて、とっても気持ちのいい人だったなあ)に、生のナツメを差し入れて頂き、舞台上の事は心配しても仕方ないという事で試食。旨い!アーモンドチョコレートくらいの大きさでまんまるのナツメ。日本では生で食べられないんだって。コリコリしたリンゴみたいな感じで美味しかった。珍しいものをありがとうございました。

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